シンデレラガールズこそサガン鳥栖の真の救世主
日付が変わって昨日になりましたが、舞浜で行われた「サマーフェスティバル2015」の中で様々な発表がありました。
中でも、ついにJリーグとの初コラボが実現したことには驚きました。しかも、リアル346プロ企画の第一弾がJ1のサガン鳥栖とのコラボなので、私はガンバ大阪のファンですが、正直非常に羨ましいです。第一弾なので鳥栖側が真っ先に目をつけたのかもしれませんし、セレッソとのコラボではなかったことにもホッとしています。
多くの人は、何故鳥栖なのかと思われますが、そもそも今季の鳥栖は去年まで年に1試合しかやらなかった「特別ユニフォームデー(観客にも無料配布)」を既に3試合(5月の神戸、7月の湘南、鹿島戦)も行っています。また、先日はスペイン1部のアトレティコ・マドリーとの親善試合も行いましたが、これだけ大規模なイベントを行い続けている理由は数年前に導入されたJリーグのクラブライセンス制度です。
Jリーグのクラブライセンスには3期連続で赤字を計上した場合、クラブライセンスをはく奪することが明記されており、はく奪されればJ3に自動降格です。これまで毎年のように慢性的な赤字を出し続けてきたマリノスや名古屋などは赤字を無くすために練習場の移転、若手選手獲得で人件費を抑えるなど、あの手この手を打ってやりくりしています。
今回の鳥栖はJ1に昇格してから2012,14年は5位と好成績を残していますが、その一方で鳥栖はホームタウンの人口の鳥栖市がたったの7万2千人であり、クラブの経営規模はJ1の下位クラスです。当初、2012年に上がった年は当初残留が目標であったにもかかわらず5位と躍進、さらに2014年にもACL出場権まであと1歩の5位と好成績を収めましたが、好成績を残すということはそれだけ選手の年俸を上げる必要がありますし、豊田や林、キム・ミヌなど主力選手の顔ぶれがほとんど変わっていないことを考えれば、人件費は少なくとも倍に膨れ上がってもおかしくありません。
一方、1試合の平均観客数はJ2時代だった2011年の7700人に対して、2014年は14000人を超えて伸びてはいますが、今年は3度も大規模なイベントを行いながら平均観客数は去年とほぼ変わっていません。(成績も12位と低調気味)
どうやら、新たな大口スポンサー獲得集めにも苦戦しているようですが、鳥栖の社長は選手の人件費を落とすことには否定的であるため、今のままならどこかの四国のチームのような粉飾決済でもしない限り、クラブライセンスをはく奪されてもおかしくありません。
鳥栖は2000年代前半のワンマン女社長によるクラブ消滅の危機から松本育夫氏(元監督、アドバイザー)の熱烈なハードワークが徐々に実を結び、監督は変わりながらも豊富な運動量を武器にしたサッカーのスタイルが成熟していって、クラブ消滅の危機から7年経った2011年にJ1昇格を決めました。しかし、去年のように結果は残しながらも経営基盤が弱いためクラブライセンスを奪われかねない状況なのは選手や監督、長年携わったスタッフからすればやりきれない気持ちであると思うし、かといって経営を守るためにも主力選手(特に豊田、キム・ミヌ)を大量に放出してJ2に降格するようなことになれば、2度目のクラブ消滅の危機になりかねません。
鳥栖を救うのはユベントスや鷹の祭典でもなくシンデレラガールズだ!!
今季ここまで3試合のコラボ試合の平均観客数は1万6千人と今季の平均と比べても絶大な効果があったとは言えません。(おまけに3試合とも未勝利)
5月はユベントス、7月は鷹の祭典の特別ユニフォームでしたが、その特別ユニフォームを観客に無料でプレゼントしているから、2万人超えない限り利益はほとんど無いのも同然であると思います。
今回のシンデレラガールズとのコラボは1試合どころか3試合も行うので、それだけ鳥栖の状況が深刻であることを物語っていると思います。私は鳥栖のファンではありませんが、今の鳥栖が消えたら九州のサッカー界全体に与えるダメージも大きいと思うし、鳥栖からクラブライセンスが消えてJ3に落ちることは九州からサッカーのエネルギーを奪うことに等しいと思っています。
今の鳥栖を救うのはサッカーや野球ではありません。今回のシンデレラガールズとのコラボこそ真の救世主となれるようなイベントになって欲しいと思うし、鳥栖ファンじゃなくてもコラボグッズを買えば経営の多少なりとも支えになります。(ユニフォームの色もキャラにぴったり)
何度も言いますが、私はあくまでもガンバ大阪のファンですが、鳥栖の助けになるのならグッズ購入などで一役買いたいと思うし、あとは先日の鹿島戦のような終了間際に3失点するような無様な試合を見せるのではなく、最低でもシンデレラガールズとコラボする3試合は何が何でも白星を奪って心意気を見せて欲しいです。シンデレラガールズからすれば、今回のコラボはより広い範囲でのアピールに効果的であり、どうせなら鳥栖に近い熊本出身の蘭子や美穂の中の人が来たら面白かったですが、勢いだけではないことを示してほしいです。
※3rdライブ?まあ、が ん ば れ 。(1人辞退でライブチケットの当選確率アップだね)
※Cygamesが鳥栖のスポンサーなので、それ絡みで実現した可能性はあるが、それ以上に鳥栖の赤字問題の方が深刻。
中でも、ついにJリーグとの初コラボが実現したことには驚きました。しかも、リアル346プロ企画の第一弾がJ1のサガン鳥栖とのコラボなので、私はガンバ大阪のファンですが、正直非常に羨ましいです。第一弾なので鳥栖側が真っ先に目をつけたのかもしれませんし、セレッソとのコラボではなかったことにもホッとしています。
多くの人は、何故鳥栖なのかと思われますが、そもそも今季の鳥栖は去年まで年に1試合しかやらなかった「特別ユニフォームデー(観客にも無料配布)」を既に3試合(5月の神戸、7月の湘南、鹿島戦)も行っています。また、先日はスペイン1部のアトレティコ・マドリーとの親善試合も行いましたが、これだけ大規模なイベントを行い続けている理由は数年前に導入されたJリーグのクラブライセンス制度です。
Jリーグのクラブライセンスには3期連続で赤字を計上した場合、クラブライセンスをはく奪することが明記されており、はく奪されればJ3に自動降格です。これまで毎年のように慢性的な赤字を出し続けてきたマリノスや名古屋などは赤字を無くすために練習場の移転、若手選手獲得で人件費を抑えるなど、あの手この手を打ってやりくりしています。
今回の鳥栖はJ1に昇格してから2012,14年は5位と好成績を残していますが、その一方で鳥栖はホームタウンの人口の鳥栖市がたったの7万2千人であり、クラブの経営規模はJ1の下位クラスです。当初、2012年に上がった年は当初残留が目標であったにもかかわらず5位と躍進、さらに2014年にもACL出場権まであと1歩の5位と好成績を収めましたが、好成績を残すということはそれだけ選手の年俸を上げる必要がありますし、豊田や林、キム・ミヌなど主力選手の顔ぶれがほとんど変わっていないことを考えれば、人件費は少なくとも倍に膨れ上がってもおかしくありません。
一方、1試合の平均観客数はJ2時代だった2011年の7700人に対して、2014年は14000人を超えて伸びてはいますが、今年は3度も大規模なイベントを行いながら平均観客数は去年とほぼ変わっていません。(成績も12位と低調気味)
どうやら、新たな大口スポンサー獲得集めにも苦戦しているようですが、鳥栖の社長は選手の人件費を落とすことには否定的であるため、今のままならどこかの四国のチームのような粉飾決済でもしない限り、クラブライセンスをはく奪されてもおかしくありません。
鳥栖は2000年代前半のワンマン女社長によるクラブ消滅の危機から松本育夫氏(元監督、アドバイザー)の熱烈なハードワークが徐々に実を結び、監督は変わりながらも豊富な運動量を武器にしたサッカーのスタイルが成熟していって、クラブ消滅の危機から7年経った2011年にJ1昇格を決めました。しかし、去年のように結果は残しながらも経営基盤が弱いためクラブライセンスを奪われかねない状況なのは選手や監督、長年携わったスタッフからすればやりきれない気持ちであると思うし、かといって経営を守るためにも主力選手(特に豊田、キム・ミヌ)を大量に放出してJ2に降格するようなことになれば、2度目のクラブ消滅の危機になりかねません。
鳥栖を救うのはユベントスや鷹の祭典でもなくシンデレラガールズだ!!
今季ここまで3試合のコラボ試合の平均観客数は1万6千人と今季の平均と比べても絶大な効果があったとは言えません。(おまけに3試合とも未勝利)
5月はユベントス、7月は鷹の祭典の特別ユニフォームでしたが、その特別ユニフォームを観客に無料でプレゼントしているから、2万人超えない限り利益はほとんど無いのも同然であると思います。
今回のシンデレラガールズとのコラボは1試合どころか3試合も行うので、それだけ鳥栖の状況が深刻であることを物語っていると思います。私は鳥栖のファンではありませんが、今の鳥栖が消えたら九州のサッカー界全体に与えるダメージも大きいと思うし、鳥栖からクラブライセンスが消えてJ3に落ちることは九州からサッカーのエネルギーを奪うことに等しいと思っています。
今の鳥栖を救うのはサッカーや野球ではありません。今回のシンデレラガールズとのコラボこそ真の救世主となれるようなイベントになって欲しいと思うし、鳥栖ファンじゃなくてもコラボグッズを買えば経営の多少なりとも支えになります。(ユニフォームの色もキャラにぴったり)
何度も言いますが、私はあくまでもガンバ大阪のファンですが、鳥栖の助けになるのならグッズ購入などで一役買いたいと思うし、あとは先日の鹿島戦のような終了間際に3失点するような無様な試合を見せるのではなく、最低でもシンデレラガールズとコラボする3試合は何が何でも白星を奪って心意気を見せて欲しいです。シンデレラガールズからすれば、今回のコラボはより広い範囲でのアピールに効果的であり、どうせなら鳥栖に近い熊本出身の蘭子や美穂の中の人が来たら面白かったですが、勢いだけではないことを示してほしいです。
※3rdライブ?まあ、が ん ば れ 。(1人辞退でライブチケットの当選確率アップだね)
※Cygamesが鳥栖のスポンサーなので、それ絡みで実現した可能性はあるが、それ以上に鳥栖の赤字問題の方が深刻。