お姉ちゃんはつらいよのはずが(アニメ第17話)

今週はいきなり少し衝撃的なコンバートから始まり、城ヶ崎姉妹に危うく亀裂が入りかけるも、凸レーション(きらり、みりあ)のファインプレーで自分らしさを貫くという答えを導いて窮地を抜け出しました。一方、美城常務のコンバート策は成果として導き始めているため、デビュー待ち状態の奈緒加蓮に今後どういう動きが出るのか楽しみです。

(1) 城ヶ崎美嘉赤城みりあのお姉さんコンビ
今までのギャル路線から大人の女性路線への変更を余儀なくされた美嘉は街中で見かける自分らしくない自分のポスターに肩を落とし、みりあは生まれたばかりの妹の世話に追われる母親になかなか話を聞いてもらえず、少々落ち込むシーンがありました。

その後、ベンチで座っているみりあ美嘉が話しかけて、カラオケ店や化粧品コーナーに連れていかれるシーンがありましたが、本来なら超まじめな話であるはずなのに、美嘉の中の人がどんな気持ちでこのシーンのアフレコをやったのかばかり気になって仕方なかったです。中の人の風評被害がとうとうアニメにも移ってしまったような感じであり、美嘉みりあにハグされたシーンでは恐らく自分と代われという気持ちだったのかもしれません。ふひひ★

(2) 美城常務の反撃?の美嘉コンバート策
前回までは346プロ内でトップクラスの楓さんに話を蹴られる、あやめ仁奈などのバラエティー路線アイドルにも反旗を翻されるなど良い所が少なかった美城常務ですが、半ば強引ながら行った美嘉の路線変更は成果として上手くいったようであり、ようやく少し有能そうな場面が見られました。

今西部長の「ちょっと強引すぎる」という発言に対して改革の必要性を改めて強調していましたが、個性に関しては後回しのような考えに変わりはなく、どうやら美城グループに相応しい高級感のある大人の路線を目指していくみたいです。17歳の美嘉を高級路線に持っていくのは現実ならなかなかありえない変更ですが、本人が一番重要視している成果が一応出たので、来週以降どういうカードをきっていくのか注目です。


(3) CINDERELLA MASTER第8弾の顔ぶれ戦争激化
先週に続いて今週も新たにボイス付きのキャラが登場しましたが、特にアニメPVに出演しながら今までボイスが付かなかった桃華がしゃべったシーンでは、今までの桃華Pの苦労が報われたのかもしれません。また、ちびっ子アイドル組では新たににボイスが付きましたが、既に2nd Seasonの4話だけで8人も新たにボイスが付いたので、あと15人ぐらいは付いてもおかしくありませんし、制作が決まったCINDERELLA MASTER第8弾の顔ぶれがどうなるのか、ますますわかりません。

(今後)
今回は凸レーションにスポットを当てたので、今後も今日のような流れでユニットごとにスポットを当てる回が続きそうな感じがします。今は知名度を上げる活動が中心ですが、全体に関わるシリアスなシーンが出てきそうな気配がするし、第14話で美城常務が目をつけたであろうニュージェネレーションの3人の行方も気になります。美嘉のコンバートで自分のやり方に問題ないという感触を掴んだと思われるので、シンデレラプロジェクトの動きに横槍を入れて引き抜くのか、目が離せられません。

(評価)
☆☆☆☆☆☆☆★ 85/100
☆は10点、★は5点

何より、美城常務の有能ぶりが少し見られたことが大きなポイント。少しずつ、美城常務の改革の理由がはっきりしてくるのは良い傾向であり、美嘉が莉嘉を叱りつけるシーンなど、シリアスな場面も上手く取り入れて常に良い緊張感を与えた。一方、ほぼ毎週のように新たなボイスキャラが登場してくるから、だんだんサプライズ感が無くなってきたような感じがした。


のイベントをどうするかはまだ決めかねている。