美城常務に挽回の余地なしのコメント返し

前の記事で予告通り、アクセス数が爆発的に増えた「美城常務に挽回の余地なし(アニメ第19話、2nd半分総括)」のコメント返しはこの記事をもって私の返事とさせて頂きます。また、当ブログで初めてマイリスト登録をして頂けたので、この場を借りてお礼を申し上げます。

当初はもう数日待ってからコメントを返す予定でしたが、今夜の第20話で流れが変わるようなことがあればややこしくなるので、原則第20話放送前に送られたコメントに28日中にコメントを返すことにしました。(28日23時頃まで送られたものは追記して返す予定)

予告通りに、全体のコメントの抜粋に私が一つ一つ返す形を取るので、中には返事していない人の分もありますが、ご了承ください。


>エンディングに出てきたウサミンについては、みく側の師匠ポジ(というか個別エピソードで相互に影響を与えた存在)

管理人:ウサミンみくにゃんの師匠ポジとなりましたが、エンディングにひょっこり出てくるとは思いませんでした。また、接点の無さそうな夏樹とどう絡んでいくのか、今後の展開が楽しみです。

>組織内に敵を作る構成上、内部対立組織崩壊って方向にならないよう抑えなくては駄目で、恐らく最終的に武内Pのやり方が正しい事を常務が認める融和エンドが想定されているから、徹底的な悪役にもさせられない。そんな感じで、小物感と無能さだけが際立ったキャラになってしまってるのが残念

管理人:今回は外部ではなく346プロ内部の人間なので、徹底的な悪役にさせられないというのはシナリオ的に一番難しいのかもしれません。しかし、それを差し引いても今のところ有能に見えそうな場面が少ないことが、私の中では美城常務の人物像を尚更あいまいにしているような印象であり、本来ならキーパーソンのはずなのに、おっしゃるように小物感と無能さだけが際立ったキャラに留まっているのはストーリー全体にとってマイナスな印象も受けます。

>実際のところ人を見る目はある

管理人:これは今のところ常務の一番の長所であると思うし、19話で結成しようとしたロックバンドの顔ぶれも良かったとは思います。しかし、それを遥かに上回るぐらい人の心を掴む技術が致命的に低く、長所を生かしきれていないのが残念です。

>設定上はどう考えても常務の言うとおりにしたらもっと成功する

管理人:これに関しては第17話の城ヶ崎美嘉の大人路線での戦略が当てはまりましたが(全ての面でもないけど)、第19話のロックバンドに関しては逆に常務の下で上手くいくかは個人的に疑問でした。これは私の勝手な妄想ですが、そもそも常務は李衣菜よりロックを知っているのかという感じであり、あらかじめ型を決めるのは個人的にロックバンドとしての成功像とは思えなかったです。

>常務はちゃんと結果出してる有能だしスタンスも間違ってはいない

管理人:コメントを読むまであまり意識していませんでしたが、奏や周子、フレデリカのメディア戦略も成功例の一つでしたね。常務が通用しそうと思ったアイドルにはそれに相応しい舞台を用意しているというのも、有能な一面です。逆に、バラエティー路線は自分が苦手だから切り捨てたくなったのかなという感じも受けます。(346というブランドを守りたいのもわかるが)

>アニメはCPにフォーカスが当たっていますから、どうしても常務が無能に見えるのも仕方ないですが、もうちょっと成功例も表に出してほしい

管理人:CPにフォーカスが当たっている限り、常務の扱いが悪くなってしまうのはおっしゃるように仕方ないです。しかし、もう少しわかりやすい成功例を出して欲しいのも事実であり、美嘉(条件付き)や奏のような成功例は余程アニメにのめり込んでいる人でないとわかりづらい印象です。

>おそらく、常務が目に見える形で有能さを示せる最後の手段がトライアド結成なんだろうけど、それがどう描かれるかだろう

管理人:これは今夜の第20話を含めて2nd Seasonで一番大きなターニングポイントになるのではないかと予想しています。凛を強引に引き抜くのか、あるいはプロデューサーの下であんきらのような平和的結成なのか、トライアドプリムズをどう描くのか楽しみです。

>美城常務に拘りすぎな見方の感想

管理人:美城常務が2nd Seasonで大きなカギを握る人物であること考えれば、ここまでの有能ぶりがイマイチわかりづらい内容には、ストーリーとしてバランス取れているのか個人的に疑問です。美城常務の人物像がしっかり描けていればストーリー全体としてプラスですが、今のところプラスになれていないのが第19話まで見た私の見解です。

>脚本家が意識高い系になってシンデレラという枠組みに固執したがためにこのような展開

管理人:今回の2nd Seasonは脚本家側からすればCPと美城常務のバランスをどう保つかが最大の難関であり、それを描く難しさは素人の私からしても想像できません。今回の脚本家はアニメなら何十回も描いてきたと思うから多少は出来るものとして見てきましたが、今のところ特に美城常務に関しては中途半端であり、ストーリー全体としてもプラスの存在になれていない印象です。

>あまりにも空回りしすぎて、逆に346全体の結束を強くするために敵を演じている

管理人:全てが空回りではありませんが、美城常務が完全に悪役みたいな感じになってしまいましたね。そのうち346プロ内でクーデターでも起こりそうな感じもしますが、それは現実的ではないですし、会社に大混乱を与えかねないので止めて欲しいです。

>一話一話のキャラの掘り下げって面ではいいんだけど、舞踏会舞踏会毎回言うのがどうにも受け入れられない

管理人:言われてみると、肝心の舞踏会の企画がどこまで進んでいるのか、第19話を終えて全容が見えてこないのも疑問ですね。美城常務はすぐに結果を出せというスタイルにもかかわらず、プロデューサーの方はどこかゆっくりやっているようにも見えますし、もっと実力をつけるという場面を増やさないと、第18話のリポートで失態を犯したかな子、智絵理が根本的に成長しないまま舞踏会に臨むのは不自然です。

>ただ常務を叩く記事かと思ったらしっかりしてて感動しました

管理人:このコメントを見て、正直心からホッとしました。サッカーのニュースに関する意見、アニメの感想も筋道を立てて書くという点では一緒であり、今後も安易に感情的に物事を書かないように気をつけます。


全員のコメントを見て、私の知らない面もたくさん知れたので勉強になりました。ただ、私の中で現段階で美城常務は有能より無能の方が強いという印象に変わりはなく、それを残り6回で覆せるかはまだ怪しいです。

残り6回でどのようにストーリーが展開されていくかはわかりませんが(ゴールは舞踏会成功)、トライアドプリムズ結成を含めて残り6回どのように繰り広げられるのか、楽しみです。